初秋の坪庭

  • 2015.09.28 Monday
  • 23:34


すっかり秋の装いになった坪庭では、秋海棠が満開です。



赤と白の水引草や紫色のヤブランも咲いています。


鉢植えの瓢箪は茶色になった葉を取り除くと、瓢箪が生っているのが良くわかります。

かわいいと最近人気者で道行く人に写真いっぱい撮って貰ってます。

真夏には暑すぎたのか全く咲かなかった木槿が、逝く夏を惜しむように咲いています。

とくさの剪定

  • 2015.06.17 Wednesday
  • 15:43
町家の横に沿って植えてあるとくさです。枝分かれしてボウボウで、見るからに暑苦しい!!

隙間なく生えているのに、また根元からニョキニョキと今年のとくさが伸びています。梅雨の晴れ間に古いとくさを足元から切って透かし剪定してみました。

少しは涼しげに見えますか?


切っても切ってもまだまだ生えています。ようやく半分出来ました。






大量に出た長いとくさをハサミで短く切り入れたゴミブクロは2袋!
あと、もう半分やらなくちゃ、ですが、頑張りすぎて親指の皮がめくれました。剪定鋏が当たり、痛い(-_-;)

梅雨明け迄には残りもやって、見た目だけでも涼しげなとくさにするつもりです。

私も寄付したい

  • 2015.04.08 Wednesday
  • 10:08
京都はサクラの季節。世界中から観光客が来られているようです。陶点睛かわさきの店内でも、日本語ではない言語が飛び交い国際色豊かです。英語を話す父親、母親、小学生低学年の女の子の3人連れがお茶碗2客を買ってくれました。浅黒い肌色でお目めぱっちりのインド系美少女です。女の子が父親からもらって支払い、お釣の小銭をまた父親に渡していました。



(Please help us donate to the Machiya preservation fund.)

レジの横にこんな寄付を呼びかける竹筒が設置されているのを目ざとく見つけた女の子は、英語文を音読して、私も寄付したい!と父親に申し出ました。親子のやりとりはよく聞き取れませんでしたが、父親はさっきのお釣をポケットから出して、女の子に渡し、彼女は町家保存への寄付をしてくれました。
日本人でも海外の方でも古い建物に興味を持ち、寄付してくださる方はおられます。でも、こんな小さな子供さんからの寄付は初めてです。嬉しくて、お礼にかわいいつまようじを差し上げました。


大英博物館は入場無料ですが、寄付を受付ていて、コインを入れると楽しい仕掛けのある募金箱に、子供達が喜んでコイン投入していました。なるほど、こんな方法で寄付を募るのかと興味深く思った事がありますが、今回のこの女の子は、お金入れて楽しいからではなく、日本の家を助けたい!寄付したいの!とお父さんに人助けを訴えていました。いつも、弱いもの、困ってる人を助ける習慣が身に付いているのでしょう。素晴らしいなぁ。きっとご両親や学校、地域、彼女を取り巻く人達が人助けの気持ちを持って生活されてるのでしょうね。私も見習わなくては!

続 坪庭の夏

  • 2014.07.25 Friday
  • 15:58
7月も後半になると、オニユリは終わってしまいました。


ムクゲが大きな花を咲かしています。
瓢箪もなっています。

秋の花、秋海棠も咲きだしました。
水引草も赤と白がさいています。なんか今からが盛夏なのですが、秋の気配も感じられる坪庭です。

夏の坪庭

  • 2014.07.22 Tuesday
  • 20:13
7月になると、夏の花が坪庭に次々に咲きだしました。

ギボウシの薄紫の花


姫檜扇水仙(ひめひおうぎすいせん)


浮釣木


千両の花は地味ですが、とても良い香りがします。


これは藪こうじの花 これも秋冬には赤い実をつけます。

揚羽蝶が、坪庭に

  • 2014.05.05 Monday
  • 12:13
海棠桜の花も終わったので、脚立を出して、剪定しました。ずいぶんすっきり、庭が明るくなりました。

風通しが悪い込み合った枝葉にはアブラムシが発生しているので、それを取り除きながら、枝ぶりも考えて剪定します。庭師に転職しようかな♪と思うぐらい、楽しいお仕事。

剪定の終わった庭には、雀や揚羽蝶が遊びに来ています。雀は海棠の枝にとまり、盛んに何かつついています。木についてる虫を食べているのでしょうか?
ありがとう♪いっぱい食べていいよ♪
揚羽蝶はヒラヒラ庭中を飛んで卵を産む枝を物色中のよう。

後からみたら、夏みかんの鉢植えに小さな卵が3つ産み付けられています。
どうしようー小さな鉢植えなので、とても揚羽蝶に成長するまでの幼虫のエサとしては葉が足りない!
とても育てられない〜
どうしてこの庭に夏みかんが植わっていると揚羽蝶にばれるのか不思議ですね!何か匂いがするのでしょうか?


可愛いお客さんWally&TA

  • 2014.04.16 Wednesday
  • 20:07
昨日はとても可愛いお客様が陶点睛かわさきにこられました。テディベアのWallyとTA。靴のままのWallyにTAが「その靴脱いで」と言ってます。今から座敷に上がり、古陶を物色するんだって。
それを撮影するのがJohnさん。奥様のMakoさんと共にテディベアたちを連れて旅行し、ベア達の写真を撮っているそうです。入院している子供達を元気づけたいと、テディベアたちが旅行している写真を病院に寄付する活動をしておられます。
「僕は旅先で多くの方とのクマミネーションを楽しんでます 」と上手な日本語でギャグを言うJohnさんでした。奥様はせっかく日本に来たのだから、美味しい和菓子に合わせて抹茶を楽しみたいとの事で抹茶碗を探されていました。お気に入りが見つかり良かったです。

ムカシトンホ

  • 2013.07.17 Wednesday
  • 12:36
私のお店での仕事はまず、坪庭から始まります。つくばいに居るメダカ達に餌をやり、植木に水やりをします。瓢箪が7個もなったと数えていたら、黒い虫が視界に入りました。ヒラヒラ飛んで、トンボというより蝶に近い動きです。身体部分は鮮やかな青碧色、黒い羽が4枚のムカシトンホでした。
 


子供をつくばいに産みに来たのでしようか?それは困ります。メダカがやごの餌になっちゃうのはごめんです。卵生むならつがいじゃないと無理だよと主人。今回は偵察で、次回はつがいで来るかも?金網でカバーして、虫が水面に近づかないようにする?いつも水飲みにくる足長蜂さんが困るよね!この足長蜂は、多分、瓢箪の受粉をしてくれてます。どうしたらいいのかしら?
 

京町家まちづくりファンド

  • 2013.06.15 Saturday
  • 23:12
京都市景観まちづくりセンターの依頼を受けて、陶点睛かわさきでは、町家保全のための募金箱を設置しています。この募金箱は竹で出来ていて、絵は私がアクリル絵の具で描きました。3〜4 年前にまちづくりセンターの講習会に参加して作成したものです。 保全の補助金に充てられると説明すると、古い建物に興味がある方は 結構多く、ワンコイン募金に協力してくださいます。 今日は1年ぶりに、募金箱の中身を集計して、景観まちづくりセンターにお届けしました。 5569円入っていました。皆様の善意を次の町家修復に役立てます!との事でした。

DEEPEST KYOTO TOUR

  • 2012.09.13 Thursday
  • 22:56
9月13日の京都新聞に「京町家の魅力伝える街歩き丸1年」としてDKT(DEEPEST KYOTO TOUR)の記事が載りました。これは外国人対象の街あるきツアーで、通常ガイドと通訳士がついて東山区六原学区の町屋や寺院、登り窯を英語等で紹介しています。昨年京都景観・町づくりセンター(町セン)が町家保存を海外にも発信する目的で始め、この秋からはガイドや通訳案内士等で構成する実行委員会が運営を引き継いでいます。
 うちの店は4年前に町家を改装した際に町センから補助していただいた縁で、このDKTのコースに組込まれています。ガイドさんが建物を説明をしたり、坪庭を紹介したり、2階で茶道教室が行われている時は、お稽古風景を見学していただくこともありました。
 今日はDKT参加者の御夫妻が茶道体験を希望され、茶道教室主宰の裏千家教授関西宗志先生が お相手をしてくださいました。先ず、先生から簡単な茶道の歴史の話があり、私がお手前をしている間にお菓子の食べ方、お茶の飲み方をフランス語で説明、実際に味わってもらいました。ご主人の方は何度かお抹茶は体験された事があり、今回の日本旅行はより深く日本文化に触れたいと10日間京都、大阪、奈良に滞在されているとの事でした。奥様は初めてお抹茶を飲まれましたが、「とてもおいしい」を連発されてました。次はご自分達でお茶を点てる体験をしていただきました。ご主人には、私が先ほど使った風炉で柄杓を使って、お湯を汲み、お茶を点てていただきました。茶杓を右手に持ち、左手に棗を取り、茶杓を握りこんだまま、棗の蓋を開ける・・・とフランス語の指導を聞きならが私達の手振り身振りを参考に見事にお茶を点てられました。奥様の方には茶箱の月手前のお道具を使って、やはりお茶を点ていただきました。茶箱には茶筅筒や茶巾筒、振り出しなど、先ほどの平手前にはないお道具が並んでいますので、そのことに興味を持たれた様子。これは何?どうやって使うの?と質問が飛び出しました。説明するより、見せたほうが早いと、月手前のおしまいの様子を見てもらうことに。次々にお道具を清め、拭いて、しまっていくその合理性に驚かれ、最後には色々でていたお道具が茶箱1つに収まった様子に、これは外でするお手前なので小さな箱に収まるとの説明に納得されていました。
 時間いっぱいに質問が飛び交い、とても喜んでいただいた様子に、先生もお手伝いいただいた社中のFさんも私にも、楽しい時間となりました。
 この秋からはたまに、主人もガイドとしてDKTに参加しますので、興味がある方は(日本人でもOKだそう) 下記のアドレスまでメールでお問い合わせを。

deepestkyototour@gmail.com

DKT:参加費3000円(うち500円は「京町家まちづくりファンド」への寄付)
    原則 第2第4水曜午後1時〜4時ごろ 15人まで
    複数人数が集まり、受け入れ態勢が整えば、 希望の日に実施することもできる。
   
 ☆今回の茶道体験1時間(お抹茶2杯と主菓子、干菓子付、自身での抹茶点て体験)は別料金です☆
 ☆お手前を見て、お抹茶と主菓子を味わう茶会体験30分コースもあります☆

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM