京町家町づくり散歩2011春4月23日

  • 2011.04.25 Monday
  • 20:46
 4月23日土曜日、京都市景観町づくりセンター主催の町づくり散歩が開催され、ツアーのガイドを担当しました。当日は朝から雨模様で、キャンセル者が出るかなぁって思ってましたが、逆に飛び入り参加者が増えて無事スタートできました。
 今回のルートは五条通の北側を宮川町から六道珍皇寺まで歩くコースでした。いくつかの社寺プラス花街プラス魔界の内容盛りだくさんツアーだったのですが、意外にも、図子(ずし)と呼ばれる細い通りを抜けたり、路地とよばれる袋小路に人気がありました。
 六波羅は古い街並みが区画整理もされず、狭い図子や路地が網の目のように表通りから入りこんでますが、傘をすぼめながら、一見個人の家に入っていくみたいに曲がりくねった図子を通るのが面白かったようです。
 小学生の頃は、鬼ごっこや、時にはケンカになった時に、走って逃げるので、抜けられるか、袋小路かは大変重要な事でした。そぼ降る雨の中、すっぴんの舞妓さとすれ違い、あるいは古いポンプの水を汲み上げて、街の魅力を少しでも伝えられたらと、しゃべり続けましたが、頭の片隅では小学校4年生頃によく遊んでた友達を思い出してました・・・。
 詳しいツアーの記録や写真は京都市景観町づくりセンターのHPか「まいまい京都」のHPに近日掲載されるはずです。 たまのすけ筆

京町家まちづくりサロン2011

  • 2011.04.16 Saturday
  • 23:11

京都の桜も散り初めて、桜吹雪の舞う週末です。
いよいよ、4月23日土曜日のガイドツアーが近づいてきました。
どきどき!!

今回は、京阪清水五条駅を午後1時に出発し、
五条通よりも北側を、うろうろと2時間くらいかけて歩き回ります。
構成は大きく3つに分かれます。
1.花街の1つ、宮川町を堪能します。舞妓はんに会えるかな?
2.京の魔界・・この世とあの世の分かれ目、六道の辻や、地獄へ通える井戸、珍皇寺へ
3.現在も息づく信仰、えべっさんや建仁寺、六波羅蜜寺を訪れます。
と書くと良い子のようですが、でも、実際は・・
細い路地や、小路を抜けたり、ポンプで地下水を汲み上げたり、お賽銭を10mもほり投げたり、
アクティブな散歩です。2時間で終わるのかなぁ〜?

こうご期待です!!       たまのすけ筆

psお申し込みはコチラ・・京都市景観まちづくりセンター 電話075-354-8701 費用1500円

今年の花見

  • 2011.04.05 Tuesday
  • 22:15
 
京都では、しだれ桜もソメイヨシノも咲き出しました。町が薄ピンク色に染まっていきます。お店から東の方を見ると正面に大谷本廟のソメイヨシノがほぼ満開に近い状態に。奥にあるこぶしの白い花をバックにピンクがとてもキレイです。
 例年なら、テレビで放映される(古都の桜)報道で大勢が押し掛けて、ゆっくり花見どころでなくなってしまう場所もあり、私の中では桜の季節=大混雑のイメージでした。今年はそのような報道も少ないので、ゆっくり花見ができるようです。美しい桜を見ながら、自然のすばらしさを感じ、また自然の怖さも忘れずに、奢ることなく日々生きていこう、今年の桜に誓いました。
 坪庭の海棠桜はたくさんの蕾が、もうほころんでいます。ですが、まだ一輪も咲きません。今にも咲きそうな状態で一週間は過ぎています。海棠桜にはそれ特有の自然の摂理があるのでしょう。凛として咲く時期を待っている、そのぶれない姿を見ていると、私達人間はなんて愚かなんだろうと思います。日々繰り返される原発報道に、住民の深刻な状態や原発内で作業員さんの安全を案じますが、福島県産の野菜は買わないし、何で原発なんて作ったんだろうと自分もずっと電気を使っているのに政府や東電に文句言ったり。「今あなたのすべきことは何?」と海棠桜に問われているようです。
私の今することは、確かに誰かに文句を言うことではないです。資源の無駄使いをしない。必要最低限の買い物ですます(買占めない)。被災地の積極的支援を心がける。そして何より自然に感謝して生きる。今年の花見はゆっくり、そして随分考えさせられました。

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