坪庭の春

  • 2012.04.18 Wednesday
  • 21:48
 陶点睛かわさきの坪庭の海棠桜が満開になりました。蕾はかなり濃い紫がかった赤でした。蕾からこぼれた花びらもかなり濃いピンクでしたが、咲くと花びらの縁がピンクで内側は淡いピンクから白になり上品な色になります。ほとんどが八重の花ですが、同じ幹から出ているのに一重の花(5枚はなびら)ばかりがついている枝もあり不思議です。その枝のみ先祖がえりをしているのでしょうか?幹の足元ではシャガが薄むらさき色の花を咲かせています。どうだんつつじも新芽がでてきて、お庭は春らんまんです。20120418海棠桜20120418しゃが

冬至の日差し

  • 2011.12.23 Friday
  • 23:13
 昨日が冬至でした。今朝から小雪がチラつき、クリスマス寒波到来とかなり寒くなってきました。
いつもは、お客様が入りやすいようにと、お店のガラス戸3枚の内1枚分はいつも開けっぱなしにしています。ところが今日はあまりの寒さにか出入りするお客様が自ら戸を閉めてくださったので、閉めたままにしていました。お昼からは晴れてきて、冬至の低い太陽は店内の奥まで差込んでいます。
この時期だけ虫籠窓にも太陽は直接当たり、店内はぼんやりとですが、太陽にあたためられて暖かくなっています。
もちろん、節電節電で暖房は入れてないにも拘わらずです。土壁の町家ってすごいですね。夏はひんやりと午前中涼しいのに、冬は穏やかに暖かい。昔の人の知恵の素晴らしさに感動します。
坪庭には殆ど太陽の光は差し込まなくなりました。真っ赤に色づいたどうだんつつじが最後の秋の華やぎを演出しています。

夏のしつらえ

  • 2011.06.08 Wednesday
  • 00:07
 6月になって、雪見障子を葦戸に替えました。葦戸越しにみる坪庭もなかなか良いものです。部屋に陰翳があわられ暗くなる分涼しく感じます。
窓を開け放しているので涼しい風と共に蚊も入ってきます。蚊取り線香は必需品!
今日はフランスの方が香炉風の蚊遣り器を買っていかれました。フランスに蚊取り線香があるかのか尋ねると「ないので、たくさん買って帰るし、なくなったら日本にいる友人から送ってもらう」との事でした。醤油や味噌、日本茶、日本料理だけでなく、蚊取り線香もグローバル化してるとは!
 最近はまた外国人観光客が増えてきたような気がします。多分日本がとっても好きな方々なのでしょうね。今日お越しいただいた3組の外国人グループの方はカタコトで日本語を話されていました。
放射能の危険があるにも関わらず、遊びに来ていただけてありがたいことです。お国に帰って、日本旅行が楽しかったと思っていただけるよう私もカタコトの英語で一生懸命お話しました。

奈良市立登美ヶ丘中学校

  • 2011.05.20 Friday
  • 22:29
 ちょうど、お店を描いてくれた画家さんとおしゃべりしていたところでした。「外からの店構えも良いけど、中に入ると坪庭がいいね。涼しい風で気持ちいいですね」 
 「こんにちわー」女子中学生が6人連れ立ってお店に入ってきました。朝からにぎやかなこと!「お庭をみせてくださーい」。 「???」
もちろん座敷に上がってもらってお庭を見てもらいました。奈良市立登美ヶ丘中学校2年生だそうで、今日は社会学習で京都について調べるそうです。先生が下見調査でこのお庭を気に入り、近くに行くなら見学をと勧めてくださったそうです。「写真を撮っても良いですか?」と礼儀正しく尋ねてくれます。‘とび口’と呼ばれる刃物付きの棒’惟酒与長年’と書かれた額など次々質問が飛びます。主人は答えるのが大変!築100年以上との説明に「すごーい」。屋根の上のしょうきさんを教えてあげると、「じゃあこれから何体しょうきさんに会えるか楽しみ!数えてみよう」と元気に清水寺目指して出発していきました。
 様子を見ていた老画家さんは「このごろの若い人は古いもんに感心があるってすばらしいなあ」と最近の教育を褒めておられました。
 昼からまたまた登美ケ丘中のグループが店内に入って来ました。今度は4人の女の子たち、やはりお庭が見たいと座敷へ。
 日本の家は座って楽しむもんだから、ちょっと座ってみようと提案してみました。縁側に座ると視界も変わり、庭の緑が近く感じられます。頬を風が撫でていきます。みんな口々に「和むなー」「気持ちいいー」「足のばしたくなった」もちろんいいわよ。つかの間、ゆるりとした時間を楽しんで「ありがとうございました」と元気に帰っていきました。
 色々京都の事を調べてレポートに書くのでしょうね。メモを取ったり写真を撮ったり大忙しの子供達でしたが、足を投げ出し縁側でほっこりした心地よさを覚えていてほしいな。外の光と風を巧みに利用するエコな町家を何となくで良いので好きになってもらえたら嬉しいな。

町家が良い

  • 2010.06.16 Wednesday
  • 00:05
 先週、立て続けにご来店いただいたお客様と町家の話をする機会が3度もありました。

 お一人目は大阪在住でご主人と木造家屋に2人暮らしのアラフォーの奥様。家を木造のまま改装するべきか、処分してマンション暮らしを始めるか悩んでいると言われます。この店を修繕するのにどのくらいの費用がかかったのか?住み心地はいかがですか?色々質問されました。
昔ながらの手法での改修に新しい家が一軒余裕で建つ位かかった事、壊さないで大切に使いたいと思っていること、そうすることが建築技術を引き継ぎ、文化を引き継ぎ、暮らしを引き継ぐ事だと思っていることを私の言葉でお伝えしました。
外は暑くても、中はヒンヤリしていて、何か良い香りがすると言われます。毎日居る私にはよくわからないのですが、畳の匂いか柿渋の匂いかでしょうか?
またお墓参りの時に寄りたいと言って帰られました。いつでも遊びに来てくださいとお見送りしました。
そして、木造建築を見直してもらえて良かったなぁと心の中で町家と握手です。

 お二人目は東京からのアラサーのご婦人。東山在住のエッセイストが町家暮らしを書いているのを読んですごく興味を持ちましたとのこと。坪庭を見たり、二階に上がられて町家を堪能されていました。そして町家を維持してくださってありがとうといわれるのです。町家が良い、古い物を大切にと言うだけでは駄目で、町家を維持しているお店なりをたずねて良さを共感し、利用することで私も町家の保存に少しでも協力したいと言ってくださいました。お友達にも良さを伝えていきたいとも。
ほんとに単に古いから良いというのではなくて、今も暮らしがあってこそ町家が良いといえるだなと教えていただきました。

3人目は神奈川県から来た就学旅行生たち。入ってきていきなり、「すごい素敵なお庭!!夢にみたような気がする!あそこに住みたい」ですって。庭に住みたいと言う人は始めてです。二階からもお庭をみてやっぱり素敵だと。どのあたりが??緑と灯篭かな?わからないけどこのお庭見て京都が好きになった。京都に住みたーい。
それなら、京都の大学においで、いつでも遊びにいらっしゃい。
はい!私、勉強して京都に帰ってきます!!と元気に清水寺にむかって出発していきました。

町家の力はすごいと改めて感じました。維持は大変ですが遣り甲斐があるってもんです。



すっきりしました

  • 2010.05.15 Saturday
  • 09:16
  お庭は庭師による散髪が終わりすっきりしました。庭の上部を占領していた葉がなくなり、庭に光があふれています。
 今まで木陰でのびのび大きくなっていたつわぶきはちょっと元気がありません。直射日光は苦手みたい。倒れた葉を除くと、シュウカイドウがあちらこちらから芽をだしていました。夏にはピンクの花を咲かせてくれるでしょうか。
 植えて3年目のシランがようやく花を咲かせてくれました。赤紫色で可愛い花です。
 
 お茶の木は先週新芽を手つみし、新茶を作りました。できた新茶は2回分だけ。でも美味しかった!1回目は結構熱いお湯で入れたので、すっきりしたちょっと苦味のある味でした。2回目は50度ぐらいまで下げて入れたら、甘味のあるお茶がでました。私と主人は美味しいと感じましたが、子供達はすっきり味の方がいいといいます。
 そのお茶の木もまた新芽をふいていますので、またお茶つくれるのかな。一番茶、2番茶とかいいますものね。次のお茶つみをいつしたらいいのかな?また調べます。

急に暑くなりました

  • 2010.05.06 Thursday
  • 00:07
 5月になって連休中は好天に恵まれ随分暑かったですね。ようやくストーブの出番がなくなりそうです。2日あたりから外はジリジリと気温上昇、お客様も「暑い暑い」と店に入ってこられます。「あれ!ここ涼しいわね。クーラー入れているの?」
 いえいえ、クーラーではなくて土壁のお陰で涼しいのです。坪庭に面した窓を全開にしておくと店前へと風も通り抜け気持ちいい!新緑が鮮やかなお庭を見て「お庭きれいですね」との声もよくいただきます。実は草たちが元気良すぎてどうやって手入れしようか、悩んでいてボウボウのままなのです。
思い切って切れないので、やはりここはプロの庭師にお願いしようとおもっています。
 

京町屋めぐり町歩きツアー

  • 2010.01.25 Monday
  • 21:20
 こんばんわ!
来る3月27日に、京都市景観町づくりセンター主催の京町屋めぐり町歩きツアーが五条坂近辺で行われます。

ツアー内容の詳細は現在計画中ですが、訪問先として、陶芸家;清水保孝、諏訪蘇山、清水六兵衛を予定してます。

高名な方々ですが、それぞれに、焼物づくりにかける熱い思いや、地域の思い出など、通常では聞くことのできない事を話していただけると思います。
また、河井寛次郎記念館や40年前まで使っていた巨大な登り窯など2班に分かれて見学予定です。

その後、うちのお店に来ていただいた皆さんには、裏千家の先生によるお手前で、お抹茶と美味しい和菓子をご用意しています。全行程2時間程度の予定です。

五条通りの南北をぶらぶら歩きながら、町づくりセンターの専門官の方や、地域に詳しい方による、町屋建築や、郷土史のお話なども聞かせていただけます。

当日都合のつかない方も、京阪電車の駅などで事前に配布されるチラシを持って、掲載されてるお店に、3月13日以降に行くと、記念品がもらえたり、値引きしてもらえたりと、いろんな特典が受けられますので、ぜひ、チラシをゲットしてくださいね。

しょうき さん 2

  • 2009.12.21 Monday
  • 23:16
 しょうき サンのお社も出来上がり屋根に設置しました。一階の軒上です。なるべく雨風の当たらないように、むしこ窓のぎりぎり前に針金と釘で固定しました。下から見上げると、以外と短足は気になりません。持っている土瓶は白なのでよく目立ちますが、しょうきサンはイブシ銀色で表情も下からはよくわかりません。特に夕方になって来ると闇と一体化してほとんど見えなくなります。
 主人はライトアップしようかなと言ってますが、闇夜でもしっかり悪霊を退散させてくれるはずなので、私達人間には見えなくてよいのです。ご覧になりたい方は昼間の明るい時に軒上を見上げてくださいね。

鍾き さん

  • 2009.12.05 Saturday
  • 23:39
 京都の町家の屋根にはしょうきさんと呼ばれる神像がいます。うちの店にはいなかったので、いつか手作りしたいと願っていたところチャンスがきました。京都町づくりセンター主催で”親子でオリジナルのしょうきサンを作ろう”というセミナーがあり、早速、主人と息子が参加してきました。
 瓦を作るのと同じ粘土で形を作ります。右手には剣を持たせ、左手には土瓶を持たせて陶器屋をアピールすることに。2ヶ月ほどして焼きあがってきました。ずいぶん短足なしょうきさんです。乾かしている間に上半身の重みで下半身が押しつぶされたような感じです。顔立は怖いというよりは愛嬌のある笑顔、ちゃんと悪霊を退散させるてくれるのでしょうか?
 主人は今度はしょうきさんのお社を日曜大工で作っています。もうすぐ屋根に設置できるはずです。それまでは床の間で待機しているしょうきサンです。

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